『素問』

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『素問』異法方宜論篇 第十二 【導引・按蹻(按摩)】

導引・按蹻は中央より拡がったとされています。 中央の地域の地形は、平坦であって、湿度も適度にあり、産物は豊富であり、人々の食物の種類はとても多く、生活も比較的安定しています。 この地域では、安定しているが故に肉体労働をあまりし...
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『素問』異法方宜論篇 第十二 【毫鍼:鍼】

鍼(九鍼)は南方で発達し、伝来したとされています。 南方の地域は、天が高く、日光がさんさんと降り注ぎ、あらゆる自然界のものを生長させ養う気候で、陽気がとても旺盛です。 地形は低く、湿気が多いため、土が柔らかくじめじめしているた...
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『素問』 霊蘭秘典論第八 三焦

三焦 ●決瀆の官:瀆は溝や用水路を意味し、水を流したり、止めたりする役 ⇒「決は通であり、瀆は水道である。 上焦が治まっていないと、高原に水が溢れるようになる。 中焦が治まっていないと、中脘に水が溜...
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『素問』 霊蘭秘典論 第八  肝・胆

肝 ・将軍の官:軍隊の指揮官、戦の統率者の事 ⇒邪気に抵抗する、外邪と戦う作用を持ち、非常に猛々しい性格を持った臓 ・謀慮焉(これ)より出づ:はかりごとを意味する ⇒邪気に対して肝の臓が、あれこれと思いをめ...
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『素問』異法方宜論篇 第十二 【湯液・漢方薬】

湯液は西方の国で発達したとされています。 西方は日が落ちる地域であり、秋季の気候状況に似ているため、収斂された金属を産出する砂漠地帯です。 住民は丘陵地帯に住んで風にさらされる環境にあり、水分が少なく土質は粗い場所で、毛布を着...
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霊蘭秘典論第八 肺・大腸

肺 ・相傅の官:君主である心を補佐する宰相の役割を果たしている。 ・治節焉(これ)より出づ:節は制御を意味し、各臓腑に対して調整する役割を持つ。 ⇒現代日本では、空気汚染等、肺が病むことが多く、相対的に後述する肝の方が力...
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霊蘭秘典論 第八 『素問』 腎・膀胱

腎 ・作強の官:肝の計略に細々した技巧で力を副え、肝腎相俟って防衛の中心となる ⇒力強さを作るところであるため、腎の働きが充実していれば、四肢は強健になって疲れにくく、智恵もどんどん湧き出て、繊細な作業を根気よく続けることがで...
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