東洋医学では、この症状を妊娠失音や子瘖(しいん)といったりします。
だいいたい妊娠後期の8~9ヶ月経ったころより声が枯れ、ひどい場合は発声ができなくなるため、失音といいます。
ほかにものどの乾き、めまい、耳鳴り、手の激しい熱感、動悸、イライラなどの症状を伴います。
原因として、妊娠中に腎陰というものが消耗することによって引き起こされるので、基本的にはこの腎陰を補ってあげれるような鍼を行うと自然に声もでて、その他症状も引いてきます。
ちなみに、この腎陰が不足しますと、逆子を引き起こしたりもしますので、早めの治療をおすすめします。