いつもお読みいただきありがとうございます。
あたたかかったり、寒かったりと何を着て出勤したらいいかわからなくなっている田中です。
食べなさすぎ。
さて、、、
本日のサブテーマは「食べなさ過ぎ」です!
前回は食べ過ぎると冷え性になるのはなぜかについて書いていきましたが、
本日は「食べなさ過ぎても冷え性になる」ことについて書いていきますね。
「食べなさ過ぎと冷え症」
<東洋医学的な考え方>
東洋医学における脾が働くにはそれ相応のエネルギーが必要となります。(脾とは西洋医学でいう胃腸に似てますかね)
脾の働きについては「消化について」に書いていますので、そちらも併せて読んでみてください。
“ 脾 ” 自体も、働くためのエネルギーは食べ物の栄養素でもって養われています。
つまり、食べないというのは脾が働くためのエネルギーの元となる栄養素が不足している状態になります。
そうすると「消化について」でも説明したように、
『上手に運化(消化と運搬)できない⇒栄養素が不足する』
といった、負のスパイラルによって脾は弱っていくこととなります。
<西洋医学的な考え方>
西洋医学では、エネルギーを使って筋肉や内臓を働かせるときに熱が一緒に発生すると考えています。
運動すると身体があたたまりますよね?
これは、運動するときに筋肉がエネルギーを使って働くから熱が発生して身体が温まってくるのですね。
同じように内臓も働くときにエネルギーを使って働くのですが、このときも熱が発生して身体が温まります。
この筋肉や内臓を働かせるためのエネルギーというのは “ 食べ物 ” から得られるのですが、
無理なダイエットなどで食べなさすぎると必要な分のエネルギーも作り出すことができなくなってしまうため、
熱も産生できず冷え性につながってしまいます。
やはりダイエットというのは、
「食べ物を減らす」
よりも
「運動して痩せる」
のが一番身体にいい方法なのでしょうね。
どうでしたでしょうか?
食べなさすぎると冷え性になってしまうのは知っていた方もおられたかと思いますが、
東洋医学、西洋医学的に説明するとこのようにして冷え性につながってしまいます。
・食べ物は空腹時に食べ、
・飲み物はのどが渇いたときに飲み、
・「腹八分目」
何度も言いますが、
ダイエットをしたい方は「食べない方法」よりも「運動して痩せる」ということを意識してくださいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。